冬の季節に登場するこたつ。
暖かいので一度入るとうとうと気持ちよくなってなかなか出にくいですよね。
末端冷え性の方にも効果的とは聞きますが、狭いこたつで寝てしまうと、体も休まらないので、むくみも取れず、体の疲労もとれません。
体を温めているのにどうして体に良くないのでしょうか!?
今回はそんな疑問を解消して頂きたいと思います。
目次
こたつで寝るとむくみが出たり太りやすいって本当なの!?
こたつに入ると手足など末端が温められるので、表面の血管が拡張して体内の血のめぐりが良くなり、よって眠気を誘いやすくなります。
しかし、こたつの中で温められている下半身と上半身では、体温に差が出るため、下半身で温められた血液が上半身にいこうとしても上半身の血液は冷えているためうまく循環されず、下半身に血液や水分が滞ってしまいます。
特に、堀ごたつのように足を下に向けて寝てしまうと、より血液や水分が上半身に行くことが出来ません。
更に、狭いこたつの中ではうまく寝返りもうてず、より血液の循環がうまく行われないので下半身がむくみやすくなります。
そして、こたつで寝る事によって、体内の水分が奪われ脱水症状を引き起こし、腸の水分も奪われるので便秘になりやくなります。
便秘やむくみはダイエットの大敵です。
こたつで寝てしまうと、より太りやすい体を作ってしまうので、ダイエット中の方はもちろん、健康のためにも、こたつを使用する時は時と場合で使いわけていきましょう。
こたつで寝る事によって体に与える影響はむくみだけじゃない!
こたつで寝てしまうと、むくみやすかったり便秘になりやすかったりしますが、実は、それ以外にも体に与える影響があります。
脱水症状
体内の水分が奪われる事によって乾燥し抵抗力が下がるので、風邪を引き起こしやすくなります。
低温やけど
同じところをいつまで温めていると引き起こしやすくなります。
皮膚に損傷を与える可能性がある時間はおよそ次の通りです。
44度で3~4時間。46度で30分~1時間。50度で2~3分。
低温やけどは水膨れなどができにくく、乾燥していて見た目ではわかりにくいです。
更に水などで冷やしても効果はなく一見軽そうにみえる場合でも、重症になっている事もあります。
異常を感じたら速やかに病院で診てもらいましょう。
心筋梗塞・脳梗塞
下半身が温められているのに対して上半身が冷えたままのためだと体温に大きな差が発生します。
冷えた血液が塊となり体内に血栓を引き起こします。
これは、こたつと言わず、冬のお風呂などで温まった体のまま冷えた浴衣所に行く時にも起こりうる事です。
冷え性だからこたつで寝ると寝やすいんだけど・・・
冷え性の方がこたつで温めると効果があると言われていますが、一時的なものなので根本的に改善されているとは言えないです。
冷え症になる理由はいくつかありますが、根本は筋肉をつけて代謝をあげて血液の流れをよくしないと改善されないです。
それよりも、体が温まりそのまま寝てしまう方が危険です。
冷え症でふとんでの寝つきが悪いのであれば湯たんぽがおススメです。
湯たんぽは朝に向けて徐々に温度が下がっていくので、快眠に必要な体の放射熱をだすのを妨げません。
電気毛布も冬は人気ですが、電源を入れたままだとこたつと同じことになってしまうので、寝るギリギリまで布団を温めて、寝る時には電源を切って寝るとよいでしょう。
湯たんぽは冬に使用するイメージが強いですが、夏に暑くて寝苦しい時や、発熱の時等も活躍してくれます。
こちらの湯たんぽは色のバリエーションも多くて、とってもおしゃれです☆
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まとめ
こたつで温めても体の芯まで温まるわけではないので冷えの解決にはなりません。
特にダイエット中の方には体の冷えやむくみ、便秘は出来れば避けたいところではあると思います。
半身浴などでしっかり体の芯まで温めてふとんの中で寝るようにしましょう。